すてきなおともだち

シャチと文鳥が握手をしているイラスト
きろく

直島で初の2人展「すてきなおさそい」を開催しました!

こんにちは。
2024年9月21日・22日、直島のギャラリースペースで、初の2人展「すてきなおさそい」を開催しました。

直島を訪れる観光客、地元の方、ふらりと通りかかった方まで、2日間で132人の方が立ち寄ってくださいました。
今回は、来場者メモをもとに、展示の風景をすこしだけおすそ分けします。

1日目:9月21日(木)

秋晴れの木曜日。朝いちばんに訪れてくれたのは、小さなお子さんを連れた親子。
お母さんが「絵が小さすぎる!可愛い〜」と笑いながら見てくださって、お子さんたちはきらりちゃんのライブペイントに夢中。
写真を撮って、大事そうに作品を見つめて帰っていきました。

ミニ額から、粘土の置き物、ポストカードまでじっくり見てくれた自転車のカップル。キャプションを読んで声を出して笑ってくれる方。近所の民宿の方が「宣伝してくるよ」と言ってくださったり、DMを渡したら「この絵、君が描いたの?」と話しかけてくれる海外の方も。

午後には、旅慣れた雰囲気の帽子の女性たち、ぴたっと手を繋いだカップル、セルフィーに全力な男性など、それぞれがそれぞれの楽しみ方で展示を巡ってくれました。

「ナンで寝る人」や「餃子」、「猫ギャングトリオ」などの作品に、ふふっと笑ってくれる声がぽつぽつと。
キャプションに出てくる“ゆうなちゃん”の名前を見つけて「あれ、さっきも出てきた!」と声にする人がいて、名乗ると「えっ本人!?」と驚かれたりも。

この日は合計59人の来場。こんなにたくさんの方が足を止めてくれるなんて…!と、2人で興奮しっぱなしの1日目でした。

2日目:9月22日(金)

2日目はしとしと雨模様。にもかかわらず、傘を差しながらたくさんの方が足を運んでくださいました。

印象的だったのは、全身緑で統一された海外の男性2人組。作品の前で楽しそうにお喋りしていて、こちらまでにっこり。
ドレッドの男性や、花柄のワンピースをさらりと着こなすマダム、透ける長袖にキャミワンピを重ねた女性など、装いにもそれぞれの物語があって、目が離せません。

「餃子100個食べられる!」と声をそろえて笑ってくれた女の子たち、静かにじっくり見てくれた親子、何度も来てくださった島の方たち。
入ってくるときに手を振ってくれたり、スピーカーをつんつんしたり、ポストカードを手に取っては笑ってくれたり。

展示を終えて

2日間でお迎えした来場者は132人
作品の前で誰かが立ち止まり、笑ったり、話しかけてくれたりした瞬間。
作品が、知らない誰かの日常の中にちいさく入り込んでいく、その気配を感じられたことが何より嬉しかったです。

「すてきなおさそい」

初めての2人展。作品をつくることも、展示することも、「おさそいする」ことそのものでした。
足を運んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。

ゆうな